【利己的な遺伝子】生物は神秘じゃない、複雑な機械だ
「利己的な遺伝子」という本は世界的なベストセラー、ロングセラーとして何度も重版されている本で、いまも読みつがれている本です。生き物の生き残りをかけた行動についてわかりやすく解説されているだけでなく、生命を客観的にとらえ直すことができます。
RNA干渉(RNAi)は遺伝子の発現を調節する重要なしくみです。このしくみは発見からわずか10年ほどでノーベル賞を受賞しました。つまりRNA干渉は、生き物にとってとても重要なしくみなのです。今回はそのRNAiについてわかりやすく簡単に解説していきます。
DNAの二本鎖のうちどっちがセンス鎖で、どっちがアンチセンス鎖かわからなくなったことはありませんか?さらに鋳型鎖という言葉まで出てきてもう頭はパニック。私もそのような状態になったことがあります。そこで今回はセンス鎖、アンチセンス鎖そして鋳型鎖をまとめて解説したいと思います!
染色体は生物にとって重要なものです。細胞の中にあって、同じ染色体が2本ずつあります。しかし一体どんな役割をしているかはあんまり知られていないかもしれません。今回はそんな染色体について説明していきます。
相同組換えは遺伝学でもバイオテクノロジーでも重要な生命現象です。しかし専門用語がたくさん出てきたり、いろいろな種類があったりするので理解しにくい現象です。今回は相同組換えについてできるだけわかりやすく解説していきたいと思います。